要介護認定の手続き

介護保険サービスを利用するには要介護認定の申請が必要です。

何処で手続きすればいい?

日本でも高齢者が増えており介護関係の制度も充実してきましたがそれらを理解 していなければ利用するにもできないので、これからの時代全ての人が要介護認定 についての知識を得ることが急務かと思われます。 施設での即戦力になる人材の確保もハイペースで進められるべき重大事項ですが、 介護される側も知っておかなければならないことが多くありそれを知らぬままでは 適切なサービスを受けたり、援助を受けにくくなってしまいます。 要介護認定されるといろいろと助けてもらいやすくなるので、心当たりのある方は 急いで自分が該当するかを調べ認定を受けられそうなら手続きをしましょう。 では要介護認定をされるまでの流れを解説していきましょう。 最初に申請をするのですが、 これはどこにしてもいいわけではありません。 「病院にすればいいのかな、それとも介護施設になるのかな?」と頭に浮かぶのも 無理はありませんが、申請先は市町村の役所になります。 病院は治療を行う神聖な場所ですし、施設のほうは要介護認定されたあとで伺う ことになるかもしれない場所で、先に行ってもあまり意味はありません。 ただ無関係ではありませんし、手続きの方法やアドバイスはもらえるかと思います ので全くの無駄足にはならないでしょう。

65歳未満と65歳以上では提出するものが異なります

役所での窓口は介護保険課になり、年齢が65歳未満の方は医療保険の被保険者証 を、65歳以上の方は介護保険被保険者証を携えて行く必要があります。 あとはいくつかの書類に記入して申請しますが、要支援認定申請書は窓口で頼めば 渡してもらえますし、先に準備してからの方が安心だというならホームページから 入手することもコツさえ覚えれば誰にでもできますので、「用意周到な方ですね、 これならスムーズに手続きを進められそうです」と担当者に言われたければ、 パソコンの電源を入れて市町村のHPを検索することから始めましょう。 ですがプリンターがなければ書類を印刷することができませんので、高性能で高い 機種でなくてもいいから1つ買わなければならないでしょう。 頻繁に使う予定もないから極力低価格のプリンターを探したい、というなら新品 に拘らないでリサイクルショップなどの中古品を買取しているお店で購入しても いいですし、新品で買ったけどやっぱりそんなに使う機会もないから処分しようと 気が変わった場合も買取店に持ち込んで換金してしまう手もあります。 購入時に注意することは自分のパソコンで動作するか、対応しているかの確認を しなければならない点がとっても重要です。 また機械に疎いとうっかり3Dプリンターを買ってしまう可能性もありますが、 これはプリンターといっても3次元向けのものですので書類の印刷をすることが できない、ということを覚えておきましょう。 人形やフィギュアを出力するためのもので、要支援認定申請書を印刷するマシーン ではないことを知らずに買ってしまったら「無駄遣いをしちゃったな」と後悔する かもしれませんし、買いなおすために再び家電売り場へ足を運ぶ時間ももったいない ですし足が不自由な方だとなおさらです。 なので自宅にパソコンはあってもプリンターはない、という環境の方は購入する 危険を冒さずに、所有している知人に頼んで印刷してもらったほうがいいでしょう。 もしいなければこのダウンロード方法は諦めて、おとなしく窓口で書類を入手 したほうが安全かもしれません。 どうやって手に入れたかは要介護認定されやすいかには全く関係ありませんし、 その1回のためにわざわざプリンターを買って接続する手間をかける価値があるか、 胸に手を当ててよく考えてみましょう。 他のことにも活用させられるならいいですが、数枚印刷したら使わなくなりそうなら 買うべきではないかもしれません。